こんにちは、今井翔です。

突然ですが……昔から私は、ひとつのことに突き抜けている人に憧れを持っていました。

というのも、私自身がさまざまなことに対して中途半端だからです。

『私はこの分野においてだけは、突き抜けたものを持っている』

私は上記のようなセリフを、心から言うことができません。どんな分野においても、本当に興味・関心やスキルが中途半端だなぁと思うからです。

これを言うと人からは、『いやいや、今井さんには恋愛・婚活があるでしょ!』『本も出しているし、書くスキルがあるんじゃ……』と言われます。

しかし自分では、私よりも恋愛・婚活においてもっと突き抜けた才能を持っている人を知っているし、書くスキルを持っている人も知っています。そのため、『いや、自分はまだまだ中途半端なやつだな』と思ってしまうのです。

もちろん、誰と比べてよりエキスパートなのか?という問題もあるかと思います。

私のビジネスは、知識差ビジネスです。私より知らない人に教えれば良いだけなので、私よりも恋愛・婚活に詳しくない人からすれば、私は専門家という位置づけになります。つまり、エキスパートと言えばエキスパートなのです。

ですが、私の興味・関心やスキルは恋愛・婚活についての執筆やアドバイスに限りません。

私はApple製品が好きですし、昨今のパラレルワーク推進の流れにも興味があります。

現実的なコーチングが好きですし、非現実的な宗教・神話の類の話も好きです。他にも、マーケティングやデザインについての話にも興味があります。

いずれについてもある程度はお話できますし、短期間でいわゆる『ハマる』ことを繰り返す人間です。

しかし、ある程度その分野に『ハマる』時期が終わると、次の時期がくるまで興味・関心が無くなってしまうのです。

そうしてまた違う分野に興味・関心が向かい、またそれに飽きると違う分野に行く……。

一言で言えば、『情報コレクター』のような側面があることが、ずっと悩みでした。

専門家でも、全く知らないわけでもない

『半端者』という表現が、しっくりくるかもしれません。

それほどに、私はさまざまな分野に興味があります。

通常、コンテンツマーケティングやスモールビジネスの分野では『何らかの分野に特化せよ!』と教えられます。『あなたのUSP(独自の強み)を作りましょう』と本やセミナーで教えられた人も多いでしょう。

こうした何かに特化したエキスパートである『専門家スタイル』は、いつまで経っても私にはしっくりきませんでした。

そのかわり、『自分のなかにあるもので、他者の役に立てるものはなんでも提供する』という考え方をすると、とても楽になりました。

恋愛・婚活のコラムを書くのも、億劫な時期があった

自分の専門分野と発表している恋愛・婚活のコラムでさえ、書くのが億劫な時期がありました。『自分みたいな半端者が、恋愛・婚活のコラムを書いていいんだろうか?』と迷ったのです。

私は、特に恋愛・婚活をするのを強く推奨しているわけではありません。むしろ恋愛・婚活に詳しくなればなるほど、『ああ、人生で幸せを感じるのに、恋愛や結婚は必須ではないのだ』と思うようになりました。いわば、恋愛・婚活の非推奨派です(笑)

そんな非推奨派とも言える自分が、他人の恋愛・婚活を応援するコラムを書いていいのか?と思いました。

しかし、そんな自分だからこそ伝えられることがあるのだと思います。

『絶対に、恋愛はした方が良い』『結婚しないなんて、人生で損している!』。そう言い切れるぐらいのエキスパートの話を聞きたい人は、多いでしょう。

ですが反対に、私のように『それって本当かな?』『否定も肯定もしない、宙ぶらりんな姿勢じゃダメなのかな?』と疑問に思う者がいても良いと思うのです。

そうして私と同じ疑問を持つ人、そして過去の自分と同じように恋愛・婚活で結果を手に入れれば幸せになると思っていた人に、自分のメッセージが届けば良いのだと思います。

あなたは何かに特化していなくても良い!

私は現在、有難いことに恋愛・婚活に関するコラムの依頼を企業からいただくことができています。

また、面白いことに『恋愛だけというより、もっと多面的に人生を楽しみたいという人に向けたコラムを書いて欲しい』という依頼もいただくようになりました。私が『人生における幸せは、恋愛・婚活の成功だけではない』というメッセージを発信するようになってから、すぐのことです。

立場的には、私は宙ぶらりんだと思います。その人が望めば、人生に恋愛・婚活の成功をもたらすお手伝いができます。しかし逆に、その人が望まなければ、人生に恋愛・婚活の成功がなくとも幸せを感じられるお手伝いもできます。

昔から私は、物事に白黒つけなければ我慢できない性格でした。ラーメンひとつ食べに行くのでも、『この味に特化しています!』というような、エキスパートなお店によく足を運んでいました。

ですが、ここ最近は『白黒つかないもの、もしくは白黒とグレーのすべてを含むもの』を受け入れられるようになりました。そうすると、とても生き方が楽になりました。

私のような執筆の仕事だけでなく、他の仕事においてもそうなのだと思います。中途半端というのは、ある意味でその人だけの特徴になります。

私の場合は、結婚相談所に務めたりクライアントに短期間で結婚できるアドバイスをするという、ある意味で恋愛・婚活について書くには十分な経験を得ました。一方で、だからといって『恋愛・婚活バンザイ!』とは言わない姿勢を持っています。

そうした私だからこそ、書ける文章があります。伝えられる、考え方があります。

もしもあなたが私のようなスモールビジネスをやっていたり、パラレルワークをすることを考えているなら。必ずしも何かのエキスパートである必要はないことを、覚えておいてください。

きっと、あなたにしか伝えられないものが、あるはずです。


今井翔